魔法の万華鏡 ぽんぴん の ヒプノセラピー

いのちの保育園 赤ちゃんの成長

つわりは、悪阻?

「つわり」
私は、なんにも食べられなくなって入院しました。
妊娠したんだと最初に実感した時かもしれません。

「つわり」って、私の中では悪阻でした。
妊娠って大変、辛い・・・そう思っていた時期です。
水も飲めないほどでしたので、まぁ仕方ないですが(^_^;)

でも、「つわり」の語源を知っていたら
少しだけ捉え方が違っていたと思います。

「つわり」
それは、「つわる」という言葉が語源です。
バラの花の開花する直前や
果物が熟する状態と意味し
漬物の味がちょうどよく漬かったときを表し
樹木の紅葉することも「つわり」と呼ぶ地方もあります。
いずれも、完熟の一歩手前をあらわす言葉です。

私たちの祖先にとって「妊娠」とは
木の芽が出て、花の蕾がふくらむこと、
女性から母になる目覚めの時
つわぶくことだったのかもしれません。

ちょっと、辛いのは確かですが
それでも、その感覚が自分の中に生命が宿ったと
しっかりと認識するための一歩なのかもしれません。

ご存知でしょうか?
男性にもつわりがあることを。
クセとかクセヤミと呼ばれているようです。
男性のつわりが激しいと、女性はつわりを全く体験しない
そんな事例もあったそうです。
仲がいいかどうかというよりも、気の弱い男性に多くみられたようです。
「お産で助けられるのはクセヤミばかり」
そんな表現もあったそうです。
いまはどうでしょう?
クセヤミの男性はいるのでしょうか。

つわりの原因は、明確にはなっていないようです。
けれど、心理的な影響が強いことは広く認められるところです。
つわりが激しいほど、赤ちゃんが元気という通説があったりします。
女性の中に新しい生命が宿った、変化の現れの時
ゆったりと穏やかに過ごせる環境は大切だったなぁと思います。
せっかくの「つまぶき」だったのだから。